2011年10月27日木曜日

原発いらない福島の女たち ~100人の座り込み~



「原発いらない福島の女たち」から、
~座り込み・デモなど予定のお知らせ(10/26)~

*参加予定の方へ転送してください*重複ご容赦

原発いらない福島の女たち~100人のすわりこみ~
10月27日(木)~29日(土)10時~15時
霞が関 経済産業省前

           地下鉄・霞ヶ関駅A12出入口(地図のB地点)が集合場所となります。
                              (画面をクリックすると拡大)

いよいよ明日からとなりました。
24日現在、県内参加者エントリーは107人、
県外からは190人さらに多くメッセージ等をいただいています。
ありがとうございます。

>ようこそ 勇気ある女たち
>遠くから、近くから 、
>自分の時間とエネルギーとお金を割いて集まってくれた
>ひとりひとりにありがとう。
>女たちの限りなく深い愛、聡明な思考、非暴力の力強さが
>新しい世界を創っていくよ!
>三日間ともに座り、語り、歌いましょう!


当日のお知らせ・いくつかのオプションプランのお知らせをいたします。

◎「原発いらない福島の女たち」の黄色いノボリが、受付の目印になります。
参加される方は、必ず、受付を通って、
注意事項等が書かれたチラシを受け取ってください。

○アクションのシンボルカラーは「黄色」です。
黄色いものを、どこかに身に付けて参加いただけると、
アクションに一体感が出て、より効果的になります。
○折り畳みの簡易イスと、
防寒対策、雨天対策は各自お願いいたします。
また、経産省の植え込みからは、高い線量が計測される場所もあるとのこと。
防御用のマスクも着用ください

オプションプランは未確定の面があり、現時点の情報です。
(1) 毎朝、プレス向けの説明会を開きます。
10時半から30分くらい、今回のアクションの意図を説明し、
記者の方々からのご質問にお答えする時間を作りました。
この件は、報道各社宛てに「取材のお願い」を提出してありますが、
もちろんフリーランスのジャーナリストさんも大歓迎です。
ぜひお越しください。そして、わたしたちのアクションを広めてください。

(2) 経産省に要望書の申し入れに行きます。(人数制約あり)
「福島の女たち」からの、4つの要望を書いた書面を、
経産省に届けに行きます。
日時は、27日11時を予定しています。

(3) 女性国会議員さんを訪問したいと考えています。(人数制約あり)
27日、28日の午後、予定しています。

(4) 福島市渡利地区住民政府交渉を傍聴します。
28日12:30~ 
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-cc9d.html

(5) 原発いらない福島の女たち~100人のデモ~
29日11:30集合:日比谷公園・中幸門
  12:00スタート、東電前・銀座・東京駅前を経て、常磐公園にゴー
ル。
 *最寄りの銀座線神田駅より虎ノ門駅へ向かい、経産省前に戻れます。
 *途中での出入りもOKです。

(6) 最終日の終了後、交流会を予定しています。
29日15時~ 日比谷公園かもめ広場

(7) 岩上チャンネルでUst中継いただくことになりました。
今回のアクションが、ライブ中継されるそうです。
残念ながら参加できない…というみなさんは中継をご覧ください。

これらのスケジュールの合間に、
指編み隊、カギ編み隊などの手仕事タイム、
飛び入りライブなどのパフォーマンスタイム、
東京のサポート隊による炊き出しタイムなどが行われます。

「歌いたい」「踊りたい」「発言したい」など、
アピールを希望される方は、受付でお申し出ください。
プログラムを調整いたします。

ここに書きましたスケジュールはすべて流動的です。
現場で次々と変更されていく可能性が大いにあります。
初めての活動であり、段取りや仕切りに至らない点も多いと思われます。
みなさま。なにとぞ、ご了承ください。

せっかく、福島の女たちと、全国から集まる参加者たちが出会うのですから、
座り込み中、多くの交流が生まれることを願っています。
たくさんお話ししましょう。
福島のみんなは、今の想いをお話ししたく思っています。

よろしくお願いいたします。
原発いらない福島の女たち
ブログ:http://onna100nin.seesaa.net/

2011年10月24日月曜日

10・22東京新聞から「県議会の原発廃炉請願採択」「内部被曝生涯3 mSv考」

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2011年10月20日木曜日

10月22日 郡山の街角でリレートーク

yuima21c inoue toshio
#原子力発電原爆の子 今日、予定されていた #ふくしま集団疎開裁判 郡山・街角リレートークは雨のため、23日(日)15:00~に延期されました。場所は、JR郡山駅前・交番の向かい、東邦銀行脇です。

@yuima21c inoue toshio
郡山市近辺のみなさま、あさっての土曜日(10月22日)お昼ごろ、JR郡山駅前の東邦銀行の脇で #ふくしま集団疎開裁判 街角リレートークをおこないます。時間は、11:00~ ぜひ、あなたの勇気をください…

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2011年10月17日月曜日

東京新聞 10月17日号 こちら特報部『郡山集会ルポ』

【速報】PDF版】がアップされました!やはり画像ですが精細ですので、読むに耐えます。

福島県は東京新聞の配達区域外なので、これを読むには郵送購読しなければならず、またオンライン版でも特報記事はリードしか読むことができません。ですから、とりあえず画像データで我慢するしかありません。報道姿勢だけでも汲みとっていただければ、満足です。

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PDF版 画像ですが精細ですので、読むに耐えます。

2011年10月15日土曜日

10・15郡山デモ「郡山市への申し入れ書」

福島原発事故から7ヶ月です。いまだに事故は収束せず、見通しも立っていません。
これまで知らされてこなかった事実が、この間、次々と私たちの前に明らかにされています。8月末公表のセシウムの土壌汚染の実態。9月末公表のストロンチウム・プルトニウムの検出結果。福島の子130人健康調査の結果、10人の甲状腺機能に変化の10月4日のニュース。そして、一昨日、「郡山で妊娠したお母さんが避難先で出産、生まれたお子さんはチエルノブイリハートといわれる心臓に穴が開く病気と判明し、ショックで苦しんでいる」という話を聞きました。覚悟していたとはいえ、怖れていた現実を知り、私たちも言葉を失いました。

郡山市議会の答弁で、郡山市は「10年先、20年先の子どもの健康リスクは誰も分からない、だから今できる除染をやる」と答えました。除染をやる以上、郡山市も現状が危険だと認識しているのです。そうであれば、除染の前にまず、放射能に感受性の高い子どもたちの避難や疎開を実施すべきです。除染にはおのずと限界があるのは今日明らかであり、過去の歴史でもスリーマイル島事故やチエルノブイリ事故後4、5年で子供たちに白血病や甲状腺がんなど重大な疾患が増大するのははっきりしているからです。
これは子どもを持つあるお母さんの手記です。

「子どもたちが受けた被爆量に、今後も今の量や早さで蓄積されるのはとても心配です。最低でも一時避難は郡山市内全ての子どもたちに必要だと思うのです。郡山市は除染に努力するということは、危険だということです。家の大掃除をするとき子供たちを外に出しませんか、それと同じです。

放射能を舞い散らせている今、子供たちを郡山市にいさせるべきではありません。ぜひ集団疎開をさせてください。なぜ集団疎開なのか。自主避難に踏み切れない大人や親の都合により、郡山市から避難できずにいる子どもたちが大勢いるからです。それは我が家もそうです。

自主避難出来ない理由は
① 長男が高校受験生で大事なとき
② 子どもたちの転校への反発と不安
③ 経済的な負担
等々です。高い放射能を浴びて暮らす子供たちをどうか郡山市全体で守ってください。」

また、或るお母さんはこういう書いています。

「風の便りで、市長さんには中学生のお孫さんがいらっしゃると聞きました。そのお孫さんを放射能から守るために自主避難させているということを知りました。

私にも同じ中学生の息子がおります。しかし、主人の仕事のため自主避難はできずにいます。せめて、市長さんが、ご自分のお孫さんと同様に、郡山の子どもたちも放射能から守るために集団避難させることにしてくださり、子どもたちの命を守ってくださればどんなにいいだろう、と願わずにはいられません」

原発事故後、市長は全国に先駆け校庭の表土除去をし、原発の「廃炉発言」をしました。その考え、行動は正しいものでした。今月11日には、茨城県東海村の村長も「東海第二原子力発電所を廃炉にすべきだ」という自身の見解を表明しました。「事故で目が覚めた。原発に今後も依存していく街づくりには限界がある。原発に依存するのではなく、これまでとは違う村の在り方を考えなくてはいけないと思う」と理由も述べました。

郡山市長も全国に先駆け「廃炉発言」をし、中学生のお孫さんに避難という正しい被ばく措置を取ったのですから、東海村の村長と同様、「事故で目が覚めた」方の筈です。是非、この態度を首尾一貫させ、「郡山市の小中学生全員、集団疎開にすべきだ」という正しい被ばく措置を表明して下さい。市の決定ではなくても、ご自身の見解としてでもよいですから。

そうすれば、郡山市民は言うに及ばず、日本中の市民が力を合わせ、手をつなぎ、あらゆる知恵を絞り実現へむけて路を開きます。

私たち市民の願いはただ一つ、「子どもを守りたい」です。そのために、次の申し入れをします。



1、子どもたちを放射能が年1mSv以下の地域に集団疎開・避難をさせてください。

2、既に自主避難している子どもたちに、早急に経済的・その他必要な支援を実施してください。

3、就学前の子どもたちを持つ家庭・妊婦・これから妊娠の可能性のある方たちに生活支援つきの避難を実施してください。

4、大人も一時避難もしくは一時保養できるシステムを、他の自治体と共同で、作ってください。

5、安心して避難出来るように、留守宅の警備をする地域ぐるみのシステムを作ってください。

日本中、世界中がいま郡山市の行動に注目しています。

以 上

   2011年10月15日

福島の子どもを守れ!郡山デモ参加者一同

郡山市への申し入れ書:

10月15日郡山宣言

あの3月11日から早くも7か月あまり、未曾有(みぞう)の放射能汚染をもたらした東京電力福島第一原子力発電所の事故はいまだに危機的な状況を脱しておらず、文部科学省が、学校・保育所などの校舎・校庭・園庭などの利用判断基準として、法令を無視して定めた1時間あたり3.8マイクロシーベルトという、いわゆる暫定(ざんてい)基準値も今なお撤回されていません。

その結果、放射線健康障害防止法で定められた放射線管理区域の基準値、1時間あたり0.6マイクロシーベルをはるかに超える放射線を浴びながら、子どもたちが学校に通い、保育所・幼稚園に送り迎えされ、乳幼児を抱いた母親や妊娠中の女性たちが通りを行き来しています。

外部被曝の危険に加え、わたしたちは呼吸・飲食などによる内部被曝の危険にもさらされています。国が定めた食品に含まれる放射性物質の暫定規制値、1キログラムあたり500ベクレルは諸外国の基準をはるかに超え、核戦争勃発のさい、飢餓を防ぐためにやむを得ないとされる緊急時基準値であると聞いています。しかも、福島県は、従来の地場産品振興策を改めて食の安全を図るどころか、「がんばろう!ふくしま」スローガンのもと、なおいっそう強引に地産地消キャンペーンを推進しています。

その結果、わたしたちはスーパーの食品売り場で途方にくれ、子どもを学校に通わせている親たちは、学教給食を拒否するべきかどうか、はたまた自主避難に踏み切るべきかどうか、悩みに悩んでいます。

もう、たくさんです。わたしたちは次のように求めます。

1. 東京電力株式会社は、すべての事故被災者に真摯(しんし)に向き合い、徹底的な除染と健康被害の防止、生命・財産被害の賠償のために全社をあげて力を尽くさねばなりません。

2. 国は、日本国憲法、教育基本法、放射線健康障害防止法などの法令、世界人権宣言、子どもの権利条約などの国際条約を守らなければなりません。

3. 福島県をはじめ各県、そして各市町村は、国の方針に盲従することなく、地方自治体としての責務を果たし、住民の健康と財産を守り、事故被害の救済を実現するために、先頭に立って行動しなければなりません。

4. 裁判所は、「人権の最後の砦」として、通称「ふくしま集団疎開裁判」において賢明な判断をくだし、これから頻発すると予想される同じような裁判の模範を示さなければなりません。

さらに、わたしたちは次のように全国と世界の人びとに向けて誓います。

5. わたしたちは、わたしたちの生命・財産と権利、とりわけ、かけがえのない子どもたちの命と未来を守るために、また人間が人間として人間らしく生きる社会を実現するために、あらゆる努力を尽くします。

以上をもって、わたしたちの10月15日郡山宣言とします。

2011年10月15日

「ふくしまの子どもを守れ!郡山デモ」参加者・支持者一同

2011年10月8日土曜日

10月15日ふくしまの子どもを守れ! 郡山集会チラシ

郡山市民、福島県民、全国のみなさまのご参加とチラシ配布のご協力をお願いします。

PDF版チラシ

表 画像をクリックすると拡大図



PDF版チラシ

裏 画像をクリックすると拡大図



PDF版チラシ

2011年10月7日金曜日

10・15 ふくしまの子どもを守れ!郡山デモ

(本稿は『ふくしま集団疎開裁判』公式ブログより転載して、再編集)

山本太郎さん参加決定!
YouTube 【オペレーションコドモタチ賛同者メッセージ】

武藤類子さん:
ハイロアクション福島サイト
9月19日「さよなら原発 6万人集会」スピーチ
YouTube 動画メッセージ
「10月15日郡山集会にご参加ください」

ふくしま集団疎開裁判弁護団 
柳原敏夫弁護士メッセージ
YouTube 10.15郡山集会&デモへの呼びかけ
テキスト 「10・15郡山集会&デモへの呼びかけ

Ustream ネット中継:
IWJ福島チャンネル1

ルポライターからのメッセージ

鎌田慧さん(『自動車絶望工場』『原発列島を行く』など著作多数)
 「母親たちの裁判を支持します」
福島の子どもを守る運動に立ちあがった皆さんに、敬意を表します。不安は具体的な対策によらなければ解消できません。
 放射線被曝からの疎開は、個々の家庭の負担に押しつけられるのではなく、国策の失敗の結果として、国が責任をとるべき事案です。手をつかねているだけなら、国と政府は行政の不作為として、将来、糾弾されるでしょう。
 放射線に曝されたまま生活している子どもたちの、現在の精神的な負担と将来の健康被害が心配です。子どもを抱えている保護者の皆さんの精神的な負担も、計り知れないものがあると思います。
 チェルノブイリ事故以来、事故には無関係なキューバ政府でさえすら、ウクライナの子どもたちを受けいれ、保養させています。国際的な連帯の姿です。
 当事者としての日本政府と自治体は、将来の日本を担う子どもたちの、心身ともの健康維持のため、即刻、具体的に取り組むべきでしょう。
(ルポライター、さよなら原発1000万人アクション呼びかけ人)
YouTube 9・19「さよなら原発 6万人集会」

科学者からのメッセージ

矢ヶ崎克馬さん(琉球大学名誉教授)
 【児童の疎開裁判は主権在民の原理を掛けた意思表示です】
 皆さま、ご苦労様です。
 子どもたちの命を守り、主権在民の政治を確認するためにこの裁判はとても重要です。
 日本政府は、東電の原子力発電所が事故を起こした時点で、何も国民を守る術を知らず、国民を犠牲にすることを真っ先に行いました。それは爆発直後に安定ヨウ素剤すら与えず、被曝限度を1m Svから20mSvに引き上げることから始まりました。原子力発電所の事故があった時に、児童に対してどんな保護策や避難方法を指示すべきか、病院に対してどのような患者さん移送体制を整えるか、市民を放射能から保護してその恐怖をどのように検知してもらうか等々、一切が「安全神話」により検討さえされていない状況でした。例えば、老人病院の患者さんが強制移送によって何人も命を失ってしまう事故として表面化しています。
 また、原子力発電所の事故に際して国家としてどのような体制を整えるべきか、という国の備えも全く先例を学ぶことが無いものでした。ウクライナは年間1mSv以上の汚染地は住民保護として(強制的あるいは希望によって)「移住」を対象とするものでした。スイスやポーランドは汚染のひどい地域の牧畜製品を一切移動・販売禁止にして、生産者に対して国家補償を行う措置を取りました。
 日本政府は何をしたのでしょう? 東電と国家の責任を可能な限り免罪することに狂奔し、国民の命を軽んじてきたとしか言いようがありません。
 郡山市や福島市の汚染状況をチェルノブイリ周辺の地域に比較すると、ルギヌイ地区とほとんど同等です。ルギヌイ地区の住民の健康状態は、この地区の土壌汚染の平均値が年間1mSvに達していないのにかかわらず、住民の免疫力が急速に低下し病気の発症率も、治癒力も著しく悪化しました。たった5年後には平均寿命が男性では15歳、女性では5-8歳減少しました。子どもの甲状腺疾患は5年後に急増し始めました。10年後には10人に一人の子どもが罹患し、甲状腺がんは100人に一人以上の発生率を記録しています。
 これに対して国や国のサポーターの御用学者たちは「100mSv 以下のデータは無い。」等ととんでもないウソを繰り返しています。原爆症認定集団訴訟、チェルノブイリ後の健康被害の調査報告はたくさん出されています。そのどれか一つを読むだけでたくさんの「100mSv 以下のデータ」に遭遇します。「内部被曝を隠ぺいした」アメリカの核戦略に追随する体制を維持しようとする似非学者たちは、原爆被爆者に対して、チェルノブイリ被害者に対して「患者たちの疾病は放射能との関係は確認されていません」という一言で全て切り捨ててきたのです。これを福島・郡山に再現させてはなりません。
 子どもの教育環境を放射能汚染の無いところで行うべきことは、個人としての児童・生徒たちの命の保護だけでなく「日本民族の種の保全」というべき課題を内包しており、厳然と国と行政の責任をもって果たすべき課題です。この裁判で「勝訴」を勝ち取ることは「主権在民」の国家の住民として必ずやり遂げなければならないことです。
 世論を集中して必ず「勝訴」を勝ち取りましょう。

沢田昭二さん(名古屋大学名誉教授)
 【10.15郡山集会へのメッセージ】
 年1ミリシーベルト以下の環境で放射線感受性の高い子どもたちが教育を受けるようにすることは命と暮らしを守る憲法に認められた権利です。
 国と自治体はこの要求を実現させる責任があります。
 この当然の要求に、ようやく国も年1ミリシーベルト以上の地域の除染をおこなうとすることになりました。
 しかしその除染を早急に実現させなければなりませんが、汚染物質・土砂をどこに処理するかの見通しを立てていません。
 私は放射性物質をいっそう拡散させる保管・処理ではなく、福島原発の敷地内、とりわけ汚染のひどい地域に集中させるために、作業員が被曝しないで処理、運搬できるロボットや運搬機材を緊急に開発して実施する必要があると思います。
 除染作業によって作業員だけでなく周辺住民も子どもたちも被曝する可能性があります。早急に子どもたちを含む国民が再び被曝することのないような措置をつくり出す、安全規制委員会と機関を早急に立ち上げるべきだと思います。
 そして子どもたちが安心して教育を受けれる環境をつくるまで子どもたちを避難させて、除染措置を早急に実現して、そのとき子どもたちを呼び戻せるよう、計画を立案すべきです。
 「ふくしまの子ども守れ!郡山デモ」のご成功を願います!

安斎育郎さん(安斎科学・平和事務所・所長):
 【魔の五角形】
 この国の原発は、政府と電力会社と専門家と自治体とマスコミのペンタゴン(五角形)で進められてきたといわれています。この「魔の五角形」に国民が絡みとられることは、破局への道です。
私たちは、言うべきことを言い、主体的に行動することが大切です。
 集会の盛会を期待します。
YouTube 【福島原発】『レベル7』は妥当か?安斎育郎さんに聞く

松井英介さん(医師 岐阜環境医学研究所所長)
 【あなたの前に道はない。あなたの後に道はできる】
 年間100ミリシーベルト大丈夫の邪悪な声に惑わされず、勇気をもって立ち上がったあなたたちに、私はとても励まされています。
 郡山市で開催される疎開裁判支援全国集会に参加できなくて、残念です。
でも、あなたたちがこの裁判に勝利する日まで、ともに歩いて行こうと、私は心に決めました。
 闘いはこれからです。10月15日の集会が力強い跳躍台になりますように!
Ustream 【FM797原発災害特別番組】 岐阜環境医学研究所所長 松井英介先生に聞く

生井兵治さん(筑波大学元教授・植物遺伝育種学):
  【10.15 郡山集会&デモ」を間近に控えて】
「こ」 高放射能に晒される市民と、ただ「安全」を言い張る日本政府。
「お」 怒らずにいられない、この市民無視の原発優先「暗黒」政治を。
「り」 理詰めに考えなくても、一連の「直ちに」発言の非は明らか。
「や」 山も海も田畑も空気も町も汚され、空気と食の「汚染」に悩む。
「ま」 まやかしの「暫定規制値」だけで、食の安全は決して守れない。
「か」 可愛い子や孫たちの不憫をただ悩むだけでは、「解決」はない。
「ら」 楽天的な日本国民も、もう黙っていては明るい「明日」はない。
「の」 農民・漁民らをはじめ、多数を占める「市民」が、大挙集おう。
「こ」 国民無視の「堕落政治」は絶対に許せない、と大声を上げよう。
「え」 栄華を誇る核勢力から、「自然科学」を国民の手に取り戻そう。
             土浦市在住 なまい ひょうじ
YouTube 5/31ニュースの深層「農作物放射能汚染プロセスと除去の可能性を考える」
Facebook 生井兵治氏が語る「内部被ばく」



――14人の子どもを守る疎開裁判がふくしまの子どもを守る――

        ~ 安全な場所で教育を!
         除染の前に、まず避難! ~

   裁判所に私たちの思いを伝えましょう!
   JR郡山駅西口広場 10月15日(土)午後1時集合


                      チラシ(PDF裏表2枚)

◎当日の発言者
武藤類子さん(ハイロアクション福島)
中手聖一さん(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク 代表)
佐藤幸子さん(福島子どものいのちを守る会 代表)
橋本好弘さん(須賀川)
菅澤邦明さん(兵庫県南部大地震ボランティアセンター)
名取知衣子さん(放射能から子ども達を守ろうみさと 代表)
酒井恭子さん(会津放射能情報センター)
駒崎ゆき子さん(郡山市議)
井上利男さん(ふくしま集団疎開裁判の会 代表)
柳原敏夫さん(ふくしま集団疎開裁判弁護団)

 全国のみなさん、3月11日からまもなく7か月、無残な姿を世界にさらす東京電力福島第一発電所の危険な状況はいまだに収束に向かうどころか、まったく予断を許さず、環境に放出された膨大な量の放射性物質による汚染の途方もない拡大が日ごとに明らかになりつつあるありさまです。

 各種ヨウ素やセシウムの広域拡散に続いて、今ごろになってプルトニウムやストロンチウムの広域拡散のごく一端が公表されました。放射線による外部被曝に加え、空中に漂うチリの吸いこみ、飲み水や食べ物による内部被曝の深刻な実態も汚染地域住民の生活と健康に暗い影を投げかけています。

 まるでブラックボックスのような食品流通機構などを通じて、内部被曝の危険は全国に広がりつつあるのではないでしょうか。行き場のない放射性汚泥やがれき、除去残土なども違法に運搬・投棄される恐れもあるはずです。

 市民生活が底知れぬ危険にさらされている一方で、政・官・財・学・メディア一体となった安全キャンペーンが相変わらず繰りひろげられています。9月30日にはあろうことか、事故原発20キロ圏に隣接する福島県5市町村にまたがる避難準備区域が、破壊されたインフラの復旧もなされず、放射能除染も実施されないまま指定解除されました。これは、都市経済圏を形成する福島県中通り地方のチェルノブイリ事故「移住強制区域」「移住権利区域」に匹敵する放射能汚染地帯の住民を放置する棄民政策意志の表れといっても過言ではないでしょう。

 その時、生命・健康を最も脅かされ、最も被害を蒙るのは放射能に対し感受性が高い胎児、乳幼児、そして子どもたちです。今すぐ健康障害が出ないとしても、未来に、少なからぬ確率で彼等に健康障害が発生するのは確実です。このような時、人権侵害を防止する使命を果すのが「人権の最後の砦」と言われる裁判所です。6月、郡山市の14名の子どもたちは、裁判所が原点に帰り「人権の最後の砦」としての使命を果すことを求め、福島地裁郡山支部に、郡山市を相手に年1ミリシーベルト以下の安全な場で教育を実施するよう求める裁判(「(通称)ふくしま集団疎開裁判」)を申し立てました。

 時あたかも、この裁判の判断がまもなく下されようとしています。

 この切迫した状況のなか、準備期間もじゅうぶんでないまま、わたしたちは下記のとおり郡山10月行動に打って出ることを決意しました。というのは、裁判所はいま、裁判の原点に帰り「人権の最後の砦」としての使命を果すのかどうかという試練の前に立っているからです。

 もし、裁判所が勇気を奮って初心を貫いたなら、14人の子どもの命を守るだけではなく、福島県の子どもたちの命を守る判断となるでしょう。そして、この裁判所の勇気と初心を支えるのは、この疎開裁判の正しさを支持する全国、全世界の無数の皆さんの存在にほかなりません。

 10月15日、疎開裁判の正しさを支持する皆さんの声を裁判所に届けて、多くの市民が「人権の最後の砦」である裁判所と共にあることを示そうではありませんか。この日、皆さん一人一人の参加と声が14人の子どもたちの裁判の行方を決めます。そして、皆さん一人一人の参加と声が福島県の子どもたちの行方も決めます。

 どうか、全国のこころあるみなさんのご賛同、ご支援、ご参加をお願いいたします。

                記

名称: 「子どもを守れ!ふくしま 郡山集会」
場所: JR郡山駅西口広場
日時: 2011年10月15日(土) 13:00~15:00

・ のぼり、バナー、プラカード、ポスター、ゼッケンなどを用意して集合。

・ 音楽ライブ♪ メッセージ、宣言に思いを込めて、デモに・・・!

・ 雨天決行! 雨具、それに被ばく対策! 各自ご用意ください。

・ 子ども・妊産婦の参加は、申しわけありませんが、ご遠慮ください。


主催:「ふくしまの子どもを守れ!ふくしま 郡山集会」実行委員会
    連絡先:080-3195-0229(黒田) 090-2608-7894(駒崎)
共催: 脱原発福島ネットワーク
    ハイロアクション福島原発40年実行委員会
    子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
    ふくしま集団疎開裁判の会
    会津放射能情報センター
    兵庫県南部大地震ボランティアセンター
    はっぴーあいらんど☆ネットワーク
    食政策センター ビジョン21
    福島原発事故からいのちと食を守るネットワーク
    こども東葛ネット
    動的平衡基金
    日本基督教団・兵庫教区
      被災者支援・長田センター

    放射能から子どもたちを守る全国ネットワーク
    にいがた有機農業推進ネットワーク
    


        (10月6日現在、順不同。全国から募集中です)

                         
              文責:井上利男・柳原敏夫

2011年10月5日水曜日

「原発いらない福島の女たち」100人の座り込み

出所:ブログ「原発いらない福島の女たち」

原発は、もう真っ平! 今すぐ止めたい!
これが、命を守る女たちの本音です。
それなのに、泊では休止中原発の再稼働が強行されたし、
総理は「脱・原発依存」を継承するのかどうか、はっきりしないし、
事故は収束していないのに、まるでなかったことにされそうな危惧を感じています。
なぜ未だに脱原発に思い切った舵が切れないのか、どうしても理解できません。
こうなってはもう黙っちゃいられないと、わたしたちは立ちあがることにしました。
立ちあがり、そして座り込みます。
場所は霞が関経産省前、日程は10月27~29日(10~15時)
もちろん「3日間のフル参加」ができなくてもOKです。可能な時間帯で参加ください。
この話を聞いて、「よし! 100人の1人になるわ!」と思う方を募集します!

募集チラシは、こちらのブログからどうぞ。
http://onna100nin.seesaa.net/article/228900129.html 
29.html

100人集めるの、どんだけ大変なんだろ~と思っておりましたが、
実は、募集チラシが完成する前から既に、
34人の女たちがフライング・エントリー(@_@;)
(さらに、県外からのサポーターも13人エントリー中)
歴史を変える(…かもしれない)福島の女たちに加わりたい方は、
大至急、申込書を書いてください♪

10月30日からは、原発いらない全国の女たちアクションが座り込みを引き継ぎ!

10月3日:郡山市でストロンチウム検出の報告

昨日郡山市から報告を受けました。
文部科学省の土壌調査の結果
調査地点は1地点(鶴見坦) 
空間線量の一番多い薫小学校のある地点(赤ピン)

結果は
ストロンチウム89 1平米当たり 720ベクレル
ストロンチウム80 1平米当たり 190ベクレル
プルトニウム238      不検出
プルトニウム239+240  不検出


地図をクリックすると、鮮明な拡大図にジャンプ

2011年10月2日日曜日

怒れる『100人の福島の女たち』東京座り込み行動

日本の女性たち、東京でシットイン
    ~世界連帯を目指して~


福島の女性たちは、福島の子どもたちの避難と原子力発電所(現在、原子炉54基のうち43基が定期点検で停止中)の稼働を再開しないことを要求して、1027日から29日まで通商産業省でシットインをおこなう。1030日には、日本全国からの女性たちがシットインに参加することを求めている。女性たちは、日本政府が7か月にわたり福島の子どもたちの避難を拒否しているのは、人道に対する犯罪であり、もはや我慢の限界を超えているという。福島の女性たちは、世界の女性たちに――日本の大使館や領事館の前、その他どこでも――同じようなアクションを同時進行して起こすように求めている。シットインの直前、1024日には日本の札幌と大阪で、また1123日には東京で新しいネットワーク――核のない未来を求める女たち――が発足する予定である。

【Beyond Nuclear】2011年9月19日付


Women in Japan to stage sit-in; call for global solidarity


Women in Fukushima will be sitting in at the Ministry of Economy, Trade and Industry from October 27th to 29th to demand the evacuation of Fukushima children and no resumption of nuclear power plant operation (43 of the 54 reactors are currently shuttered for scheduled maintenance.) They are asking women from all over Japan to join the sit-in on October 30th. The women point out that seven months of government refusal to evacuate Fukushima children is a crime against humanity, and it can no longer be tolerated. The women of Fukushima are calling on women around the world to act in solidarity with similar actions at the same time – whether in front of Japanese embassies or consulates or elsewhere. Shortly before the sit-in a new network – Women for a Nuclear-Free Future – will be launched in Sapporo and Osaka, Japan on October 24th and in Tokyo on November 23rd.

【資料】福島県中通り各地の放射能土壌汚染マップ


 ここに掲げる地図5面は、債権者(原告=郡山市内の小・中学生14名)が債務者(被告=郡山市教育委員会)に対して「健康に安全な場所での教育」を求めて、福島地方裁判所郡山支部に仮処分を申し立てた#ふくしま集団疎開裁判(通称)の法廷提出資料として作成されたものである。

 それぞれの地図上において、赤色の印はチェルノブイリ事故の「移住強制基準」、黄色の印は「移住権利基準」、緑色の印は「放射線管理強化」を超える地点をそれぞれ表す。

  本図のみ、チェルノブイリ事故における移住強制基準を超える測定地点のみを示す。

サブタイトルをクリックして原図、地図をクリックして拡大図



2.伊達市


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4.福島市

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5.郡山市
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2011年10月1日土曜日

郡山10月緊急アクション

安全な場所で教育を!

子どもたちを避難させて! 郡山DEMO 

                          (仮称)

「ふくしま集団疎開裁判」も大詰め!

裁判所に私たちの思いを伝えましょう!

JR郡山駅西口広場~10月15日(土)午後1時集合


全国のみなさん、311日からまもなく7か月、無残な姿を世界にさらす東京電力福島第一発電所の危険な状況はいまだに収束に向かうどころか、まったく余談を許さず、環境に放出された膨大な量の放射性物質による汚染の途方もない拡大が日ごとに明らかになりつつあるありさまです。

各種ヨウ素やセシウムの広域拡散に続いて、今ごろになってプルトニウムやストロンチウムの広域拡散のごく一端が公表されました。放射線による外部被曝に加え、空中に漂うチリの吸いこみ、飲み水や食べ物による内部被曝の深刻な実態も汚染地域住民の生活と健康に暗い影を投げかけています。

まるでブラックボックスのような食品流通機構などを通じて、内部被曝の危険は全国に広がりつつあるのではないでしょうか。行き場のない放射性汚泥やがれき、除去残土なども違法に運搬・投棄される恐れもあるはずです。

市民生活が底知れぬ危険にさらされている一方で、政・官・財・学・メディア一体となった安全キャンペーンが相変わらず繰りひろげられています。930日にはあろうことか、事故原発20キロ圏に隣接する福島県5市町村にまたがる避難準備区域が、破壊されたインフラの復旧もなされず、放射能除染も実施されないまま指定解除されました。これは、都市経済圏を形成する福島県中通り地方のチェルノブイリ事故「移住強制区域」「移住権利区域」に匹敵する放射能汚染地帯の住民を放置する棄民政策意志の表れといっても過言ではないでしょう。

時あたかも、子どもたちの健全な教育環境を求めて福島地方裁判所郡山支部に提訴した「(通称)ふくしま集団疎開裁判」の裁判所判断(判決)が10月中にも下されようとしています。この切迫した状況のなか、準備期間もじゅうぶんでないまま、わたしたちは下記のとおり郡山10月行動に打って出ることを決意しました。全国のこころあるみなさんのご賛同、ご支援、ご参加をお願いいたします。

名称: 「子どもたちを避難させて!郡山DEMO」(仮称)

場所: JR郡山駅西口広場

日時: 20111015日 13:00~15:00

のぼり、バナー、プラカード、ポスター、ゼッケンなど用意して集合。

音楽ライブ♪ メッセージ、宣言に思いを込めて、デモに・・・!

雨天決行! 雨具、それに被ばく対策! 各自ご用意ください。

子ども・妊産婦の参加は、申しわけありませんが、ご遠慮ください。

(注意:上記内容はすべて仮のものです。106日に開かれる実行委員会で正式決定されます)

主催:子どもたちを避難させて! 郡山DEMO実行委員会 (仮称)

連絡先:080-3195-0229(黒田) 090-2608-7894(駒崎)

共催:脱原発福島ネットワーク

ハイロアクション福島原発40年実行委員会

子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク

ふくしま集団疎開裁判の会

会津放射能情報センター

 (放射能から子どものいのちを守る会・会津)

兵庫県南部大地震ボランティアセンター

はっぴーあいらんどネットワーク

食政策センター ビジョン21

福島原発事故からいのちと食を守るネットワーク

こども東葛ネット

… …

… …

930日現在。まだまだ全国から募集中です)

以上、文責:井上利男


281_  黒い雨はあなたの街にも降る。

脱原発ポスター展『あめ だいっキライ』